私の脳はこれでできている!

株式会社ゲイズ 矢野雅也のblogです。

探偵の妻


お待たせしました!
シリーズ「探偵の妻」最新作。
| PHOTOGRAPH | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0)
Sotto Voce 〜そっと囁いて〜



ここに登場する二人の人物は、実在の人物ではなく、
人の心の中に存在するモヤモヤの象徴として存在します。

二人は、微妙に変化する心の様子を演じており、
その感情の変化が、周囲の光で表されています。

始めの人物は、人が、その成長の過程で、脱皮を繰り返す
その度にその表情から幼さが失われ、成熟した姿となって生まれ変わる様子を、

二番目の人物は、行き場のない、荒廃した状況の中から、
宗教的とも言えるドラスティックな思想の変換によって
満ち足りた救いを得る様子を、それぞれ演じています。

さらに写真を音楽と組み合わせたスライドショーでは、
物語を時間の流れとともに見ていただくことが出来ると思います。


写真の表現としてふさわしい方法かどうかは
わかりませんが、
記録や伝達以外の目的で写真に出来ることはないかと考えております。

http://www.kodak.com/JP/ja/professional/photoSalon/2011/p20110110.shtml
| PHOTOGRAPH | 23:06 | comments(1) | trackbacks(0)
Aet Center OB club Photo Exhibition


女の人の裸を撮る時、
以外にドキドキしないものだ。
胸やお尻や、柔らかな曲線が、なぜが現実味を帯びずに、
被写体として、可能な限りの効率の良い表現を求めてそこに存在するからなのかもしれない。

自分に快楽を提供してくれる訳でもなく、
快楽を提供させてもらえる訳でもなく、

レンズの前でシャッターの音が響くのを待っている。

“写真なんか撮るよりもっと良い事をしようよ”
いってみたいなよそのくに。

自分の中の女の幻影なのか、
客観的なストーリーテラーとしての目線なのか
全くの造形物としての捉え方なのか
それは人それぞれ、

僕はやはり、できれば興奮し、鼻血をだらだらと垂れ流しながら、
湯気で曇ったファインダーを必死で凝視したい。

この世のものとは思えないほどのエロティックな景色の中で
まき散らす快感を味わいたい。

仮にホンのみじんたりともこんな気配を悟られたら最後、
変態呼ばわりされて、一生口きいてもらえなくなるのだ。

つらい、

今回の写真展「nude」では
僕が大学生のとき、本屋で立ち読みをしたカメラ毎日の、
それこそ横須賀さんや、沢渡さん、そして細谷さんたちによる、
全く大人の男女の世界、
興奮するよりただただひたすらかっっこいい!
あの時のあこがれを久方ぶりに追体験させていただきました。

要は、まだまだ僕は大人になれてないという事ですね。
| PHOTOGRAPH | 02:46 | comments(0) | trackbacks(0)
シリーズ“天使たち”
僕は、かつて、写真の仕事をするために、シンガポールで1年ほど暮らしていた。
日本人同士つるむのが嫌で、日本人会にも入らずに、ヨーロッパ人の多く住む地域に住み、主にシンガポール人や、インドネシア、タイ、そしてイギリス人たちとの付き合いが多かった。
そんな中に、年老いたイギリス人の映画監督がいて、週末になると、ホームパーティーにさそってくれ、彼の家のプールサイドで、汗をかいたジントニックのグラスを片手に、彼の若かりし頃の思い出話に耳を傾けるのを楽しみにしていた。
彼はドキュメンタリー映画の監督で、アジア各地を移り住みながら、様々な観光向けの映像を撮っては、イギリスや、フランス、ドイツの放送局に売り、生計を立てていたのだ。
仕事をリタイアし、70歳を過ぎて一人暮らしをしている彼は。5回の離婚歴がある。
最初の奥さんは、イギリス人の助監督、まだ若かりし二人は、仕事と暮らしに情熱を注ぎ込み、疲れ果てて別れた、ということだが、本当の原因は、どちらかの浮気らしい。
失意の中でイギリスを離れた彼は、中国に渡り、2度目の結婚をする。相手は上海の人で、服飾のデザイナーを目指し、彼の紹介でイギリスに留学をする。
中国に暮らす外国人をテーマに、長い取材を続ける彼のもとには、始めの頃は頻繁に送られて来た手紙も滞りがちになり、彼からの手紙もまた、間が開くようになる。
2年後に、彼は香港に、そして彼女から届いた手紙は離婚届。
“一週間。毎日彼女の写真を見ながら飲んだくれて、やっとサインをして送り返したよ”
“そんなに好きだったなら、何で留学なんかさせたの?”
“最初の結婚は四六時中一緒の生活で、仕事をするのも、家にいる時もずっと一緒だった。好きだという気持ちを持続させるためには、会わないでいる時間が大事だと、そのときに強く思ったんだ。”
”でも結局は別れる事になった?”
”君は、私が中国人の彼女に利用されたのではないかと思っているのだろうが、2年間の間、私は幸せだった。辛いとき、寂しいとき、彼女の写真に話しかけて、今度会う時の事を考える。夢の中にも出て来て、私を励ましてくれる。妻でなかったらそこまで私の中に留まってはいなかったと思うよ”
彼の結婚はまだまだ続く。
3度目の妻はエジプト人のダンサー、この結婚は6ヶ月。
4度目の妻は日本人のキャビンアテンダント。
この人は離婚した後にシンガポールに住み、ホテルのPRマネージャーをやっていた。
彼女はその後、彼の話題がきっかけで、僕の飲み友達になった。
“彼とはどんな出会いだったんですか?”
“たまたま同僚と呼ばれて行ったパーティーで会ったの”
“そこで何か運命を感じた?”
“そうだと言いたいところだけれど、本当はただナンパされただけ、そのとき私は結婚していて、夫は浮気をしていたから、別れるきっかけが欲しかったんだと思う。夫の浮気はただの遊びだったから、結婚でもしない限り納得してもらえないと思ったから”
“では、愛し合って結婚したじゃあなかったんだ?”
“純粋に愛情だけで結婚する人なんてそんなにいないと思う、私がこんな事いったなんてあの人には言わないでね”
“では、彼と離婚をしたのはなぜ?”
“うまく言えないけれど、やはりイギリス人の感覚にはついて行けないというか、共有できる感情が少ないと、寂しくなっちゃうのね”
“浮気をしたの?”
“さあね!”
5人目の奥さんは、やはりシンガポールで、土の中に眠っている。
彼は多くを語らない。
家の2階には、かつての妻たちの思い出の品々や、写真が飾られてある部屋がいくつかあり、彼はそれぞれの部屋で、多くの時間を過ごすという。
プールに浮かび、空を見上げて彼は言う
“What'a life”
“で、どの奥さんの事がいちばん好きだった?”
“僕はこう思う、ただ一人の天使が、僕の傍に降りて来て、その度ごとに姿を変えて、僕の人生に寄り添っていてくれたんだと”



| PHOTOGRAPH | 03:32 | comments(0) | trackbacks(0)
グループ展開催
BEGGAR'S BANQUET

タイトルは、BEGGAR'S BANQUET in the gallery
場所:堀内カラーフォトギャラリー新宿御苑
出品作家:上林正典、斎木恵太、元圭一、原貴彦、矢野雅也
日時:6/17〜6/23(日曜休)平日:10〜19時、土曜:10〜17時、23日:10〜15時
5名によるグループ展ですが、プリントの展示に加えて、壁面1面をスクリーンにして、一人1日、作品をスライドで上映します。
17日 元 圭一
18日 齊木恵太
19日 矢野雅也
21日 上林正典
22日 原 貴彦
僕は19日の土曜日。”sotto voce”というシリーズを、10作品上映します。
| PHOTOGRAPH | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0)
PROFILE
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
ARCHIVES
RECOMMEND
RECOMMEND
モーツァルト:レクイエム
モーツァルト:レクイエム (JUGEMレビュー »)
アーノンクール(ニコラウス), モーツァルト, ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス, シェーファー(クリスティーネ), フィンク(ベルナルダ), シュトライト(クルト), フィンレイ(ジェラルド), アルノルト・シェーンベルク合唱団, オルトナー(エルヴィン)
RECOMMEND
RECOMMEND
フード&リカー(初回限定盤)
フード&リカー(初回限定盤) (JUGEMレビュー »)
ルーペ・フィアスコ, サラ・グリーン, ジェミナイ, ジョナ・マトランガ
RECOMMEND
FIRST COLLECTION-HYDE OUT PRODUCTION
FIRST COLLECTION-HYDE OUT PRODUCTION (JUGEMレビュー »)
オムニバス, NUJABES, ファンキー・DL, アパニ・B-フライ・エムシー, サブスタンティアル, シンゴ2
RECOMMEND
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
LINKS